Captur 1

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■わたしたちは、今どこにいるのだろうか

言語機械になにを教え,人間に何を教えるべきか,言語機械に何を学習させ,人間に何を学習させるべきか?言語機械に何を期待し,人間に何を期待するのか?(arsnote.labより)

コンピューターを搭載した自動制御装置の登場、技を成すことを助ける道具の変容,知能的判別や技能的習得を目指した結果,わたしたちが得ることのできた自然との共存の知恵は何だろうか。学ぶことを欲するものたちにとって、まなざしを向けるべきことは何だろうか。自然に提示されたアフォーダンスを、わたしたちはどのような視点に立って認識し、いかなるNaturalreasonを想定することができるのだろうか?


■Natural reasonを規範にした造形教育とは

Whyから解き放たれて、What、Howを導くために・・・はじまりはWhyであるべきだと思う。理由も目的もない、源基的な「?」。そこにとどまることなく、What-Howへ導く動力は何だろうか。

人の行為を助けるツール(道具)を列挙してみると、高次(例えばコンピューターなど)の道具を使用するにつれて、教育的な意味での自然のことわりについて考えるきっかけが、奥へ奥へと隠されていっている印象は否めない。「トンカチで指をたたくと痛い」ということわりから、大袈裟に言えば「わたしたちひとりひとりが、自然の中に生きている、生かされている」ということわりまで、実に多様。

教育的なnatural reasonをどのように考えるのか(定義する必要はあるのか?)
高次な道具の使用を通じて、いかなるnatural reasonの認識、或いは発見を目指せるだろうか。

■WhatーHow チャート

□まずは、技とされる行為が、いかなる助けによって果たされるかにいついて、チャートにしてみた。これを通じて、何が感じられるだろうか。空白のままの欄については、みなさまの想定によりたい。おいおい、加えてゆきたいと思う。

立体表現:What=行為→How=熟練者〜道具

+熟達 +自動制御機械 +機械 +道具
つかむ

アームロボット

マジックハンド
マニピュレータ
ペンチ、万力、
クランプ
曲げる
ブレーキ ベンダー、三本
廻す

組立てロボット

電動ドリル ドライバー
レンチ、スパナ
たたく

鍛造機 木槌、金槌
ハンマー
切る
タレットパンチ シャーリング
バンドソー
パネルソー
はさみ、ナイフ
刀、ニッパー
削る
マシニングセンター
かんな盤
レザーカットマシン
フライス盤
サンドブラスト
ベルトサンダー
ボール盤、旋盤
グラインダー
鋸、のみ、小刀鉋
金ヤスリ
彫る

放電型彫盤 彫刻刀
磨く
自動研磨機 バレル研磨機
バフ
金ヤスリ、砥石
青棒、白棒
塗る
プリンター
光造形、RP
印刷機、鍍金
パレット
刷毛、スプレー
ローラー、鏝
刷る

エアスプレー
メッキ、溶射
印刷機

接着する

電機溶接機 半田鏝


平面表現:What=行為→How=熟練〜道具

+熟練 +自動制御装置 +機械 +道具
線を引く
draw-line-penツール
プロッター出力

ペン、烏口、定規
ロットリング、筆
色を塗る
paint-ブラシ-スプレーツール
塗装ロボット
エアスプレー
刷毛、エアスプレー
マスキングシート、筆
文字表記
text、font、print
ワープロ
タイプライター,
写植機
写植、テンプレート、インレタ、活字
複写
stamp-copy- printツール
デジタルカメラ
自動印刷機
各種印刷機
デジタルカメラ

コピー機
カメラ

スキャナー、ディスプレイ
スタンプ、 木版
トレスコープ、ライトボックス
拡大・縮小
拡大-縮小ツール
複写機
トレスコープ
消す
消しゴムツール
ヒストリー

消しゴム、カッター
修正インク(ペン)
ぼかす
ボカシ-グラデーションツール

筆、タンポ
計る
メジャーツール
マイクロメーター
定規、メジャー
ノギス
etc.....